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子宮の入り口付近にできる女性特有のがんで、発症の低年齢化が進み、20歳〜30歳の若い女性に急増しています。
子宮がんの殆どは、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染が原因となって発症します。主に性交渉で感染し、女性の8割が一度は、感染すると言われています。感染しても大部分は、自然に排除されますが、まれに持続的感染することがあり、5年〜10年以上をへて癌の発症につながります。
このワクチンは、多くの種類があるヒトパピローマウイルスのうち、子宮頚がんの原因の6割を占め、感染した場合の進行が早いと言われているヒトパピローマウイルス16型、18型の感染を予防します。
このワクチンは、3回の接種(初回接種、初回接種から1ヵ月後、初回接種から6か月後の計3回)をすることで、十分な感染予防効果が得られるため、きちんと3回まで接種を受ける事が重要です。
ワクチンの感染予防効果は、現在のところ6.4年まで持続することが確認されていますが、16型、18型以外のヒトパピローマウイルスの感染を予防したり、接種前に既に感染しているヒトパピローマウイルスを排除したり、既に発症している子宮頚がんや前がん病変の進行を遅らせたり、治療する事はできません。このため、ワクチンを接種した後も定期的な子宮頚がんの検診は必要です。
札幌市では、中学1年〜高校3年の年齢に当たる女性を対象に子宮頚がん予防ワクチン接種費用を全額公費負担しています。
当院でも接種実施しております。予約が必要のため、ご希望の方は、当院まで連絡ください。
医療法人社団愛和会 愛内科クリニック
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